[検証]ハンドドリップ時、湯温をキープする

DRIP

ハンドドリップ時に影響が大きい抽出湯温、ドリップ中の湯温はどんどん下がっていく。
湯温が下がる通常の抽出と、意図的に湯温を一定キープした際の抽出では仕上がりにどのような影響があるのか、実際に抽出したコーヒーの味わいを比べる検証です。

水質と環境

日付2024/2/11
室温12.6°
PH値7.27
PPM値68
絶対湿度4.7g/m³
相対湿度45%
※朝一計測時

検体と検証レシピ

検体

エチオピア ”イルガチェフェ” ウォッシュド

検証レシピ

0.1gグラインダーリンス用

14.5g使用210cc抽出 2投 80cc /(57秒)130cc

  1. 1投目96°、2投目加温無し
    1投目の96°の湯温から自然に下がっていく湯温で通常と同様にドリップ

  2. 1投目96°、2投目96°
    2投目も1投目と同じ96°まで温度を調整しドリップ

検証結果

  1. 1投目96°、2投目加温無し

    2投目では湯温が92°まで下がりました。エチオピアの特徴でもある紅茶感があり、ジューシーで果実のような落ち着きのある甘みがある。

  2. 1投目96°、2投目96°

    紅茶感が1よりも明るく、軽く、さっぱりとした印象になり、液質の綺麗さとアフターのすっきり感も増している。

1の通常ドリップでは酸味、甘味、ボディと、全てにおいて湯温をキープした2の抽出よりも強く現れており、重厚感のあるコーヒーに感じられます。一方2のドリップではさっぱりとした印象になり、1よりも明るく軽さがあり液質のクリーンさが際立ち、すっきりとしたアフターに。

抽出したコーヒーにははっきりと違いが現れました。どちらか一方のレシピが提供可能、一方が提供不可能というまでの差はなく、必要に応じて「明るく軽い印象に仕上げたい際には湯温を固定する」という選択肢もあるのではないでしょうか。抽出中の湯温をキープした場合には、理論上抽出効率は上がっており味わい以外の成分の抽出具合も影響します。中煎り、深煎り、そのほかの焙煎加減では仕上がりにどう影響するのか、検証して確認することができます。

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